目の充血は白目(結膜)の部分が赤くなる疾患です。
普段は目立たない目の血管ですが、目の疲れや目への刺激などによって血管が膨張したり出血することが原因です。
充血の種類
目の疲れによる充血
テレビやスマホの画面を長時間見る、寝不足気味であるなど、目に負担がかかる状態がある程度続いている場合、目は栄養や酸素を補給するために血管を膨張させるために充血がおこります。
この充血が現れた場合は、目が疲れているサインですので、目を休めることを意識しましょう。
目の炎症による充血
目への直接的な刺激や、病気がきっかけとなって炎症がおきると目が充血します。
具体的には下記の通りです。
日常生活における充血の原因
- 目にホコリやゴミが入った
- 目を強く打ったり擦った
- プールでの塩素の刺激
充血を起こす病気
アレルギー性結膜炎(花粉症)
花粉などのアレルゲンが原因となって結膜が炎症を起こすのがアレルギー性結膜炎です。
ウイルス性結膜炎
ウイルスに感染することで起きる結膜の炎症です。感染力が高いため注意が必要です。
ドライアイ
テレビやスマホ画面を長時間に渡って集中してみていると、まばたきの回数が減少したり疲れが溜まります。その結果涙の分泌量や質が低下していきます。
これがドライアイです。
ぶどう膜炎
目の内部で炎症がおこる病気です。
充血だけでなく、目の痛みや視力低下、飛蚊症、まぶしく感じるなどの症状がある場合はぶどう膜炎の可能性があります。
充血がなかなか治らない場合は眼科を受診しましょう
通常、目の充血は1週間ほどで収まることが多いですが、なかなか症状が回復しない場合は眼科を受診をしましょう。